今回のカジュアル統率者 –不滅のエンチャント-のサブ統率者。 最近の構築済みデッキは統率者戦黎明期と比べて完成度が高く、ほとんど手を加えなくても十分楽しめる。 ただし、メイン統率者の《エレボスの手、アニクテア […]
今回のカジュアル統率者
『統率者マスターズ』の統率者候補カードレビューはこちら!
–不滅のエンチャント-のサブ統率者。
最近の構築済みデッキは統率者戦黎明期と比べて完成度が高く、ほとんど手を加えなくても十分楽しめる。
ただし、メイン統率者の《エレボスの手、アニクテア》も同時収録されているために、一方には有用だけど他方には無用な(略
前回と同じ導入~!
なので、こちらも見てね(;一_一)
《寓話の歌い手、ナルシ》の場合、英雄譚特化かつ墓地依存ではないので、純粋なエンチャントレスデッキにするのが良さそうだ
デッキ内容
- カード名後ろに★があるのは、英雄譚カード
- カード名後ろに◆があるのは、本デッキのキーカード
本デッキの勝ち筋
エンチャントレスを展開
《寓話の歌い手、ナルシ》はエンチャントレスの亜種だが、ドロー条件がかなり厳しい。
デッキ構築時に勘違いしやすいのが、エンチャントが墓地に落ちる時ではなく、生け贄に捧げる時にドロー誘発する点。
場持ちの悪いクリーチャー・エンチャントやオーラを採用しても、単体ではドロー誘発しないよ
ネメシスの印章サイクルなど自発的にサクれるエンチャントを採用しても良いが、《寓話の歌い手、ナルシ》のドレイン能力に貢献しない。
ドレイン能力は勝ち筋になるので、英雄譚はなるべく多く採用したい。
今回は自発的に生け贄に捧げられるエンチャントは採用せず、代わりにエンチャントレスを増量し、ドローを強化してみた
英雄譚を複数展開!
英雄譚が最終章を迎えるまでに《寓話の歌い手、ナルシ》を出せばよいので、《寓話の歌い手、ナルシ》を出すのは中盤以降。
マナを伸ばし英雄譚を複数展開できれば、ライフアドも稼げる。
ボードアド差で勝利!
エンチャントレスデッキは回り出すと、大量マナから延々展開できる。
1ターンで戦況をひっくり返すことも!
本デッキのキーカード
どちらも-不滅のエンチャント-収録の新規カード。
他のエンチャントのサクり台になるのがポイント!
英雄譚は最終章になれば勝手に生け贄に捧げられるが、破壊された場合は《寓話の歌い手、ナルシ》のドロー条件を満たせない。
除去に対応してエンチャントをサクることで、《寓話の歌い手、ナルシ》のドロー条件を達成できる。
何気に《一つの指輪は、すべてを統べ》のⅡ章が自軍クリーチャーにも被害が大きいので、Ⅰ章だけ解決したらサクるのにも役立つよ
同じく-不滅のエンチャント-収録の新規カードであり、推進力サイクルの新作。
《寓話の歌い手、ナルシ》《エレボスの手、アニクテア》どちらともシナジー無くない?
シナジーは無いが、特に《寓話の歌い手、ナルシ》は低速デッキなので、序盤~中盤までいかに生き延びるかがカギとなる
その際、高速デッキのフィニッシャーに《グールの推進力》を付けることで、かなり時間稼ぎができる。
さらに既存のオーラと異なり自動で戦場に戻る効果があるので、全体除去で一掃されたり、クリーチャーのオーナーが敗北しない限り、延々と使い回せる。
オーナーが敗北すると、オーナーがコントロールしているオブジェクトは追放されるから、《グールの推進力》の死亡誘発条件を満たせない点に注意!
さいごに
ライバルが多い!
最近は英雄譚テーマの伝説クリーチャーも多く、直近の『指輪物語:中つ国の伝承』では固有色5色の《トム・ボンバディル》も登場したばかり。
3色とエンチャントレスによる安定性を重視して《寓話の歌い手、ナルシ》にするも良し。
《トム・ボンバディル》に《寓話の歌い手、ナルシ》を追加して直接的な勝ち筋を増やすも良し
英雄譚が足りない!?
アブザン(白黒緑)カラーの英雄譚は若干枚数が足りず、今回は多少カードパワーが低い英雄譚も採用している。
かなり尖った構築にしているので、《一時の猶予》など汎用カードに差し替えるも良し。
今後発売される新セットでも新規英雄譚が収録される可能性が高いので、適宜差し替えるも良し