2025年8月1日(金)発売『 久遠の終端(くおんのしゅうたん) 』舞台は宇宙! 銀河に飛び出したのはあの”テゼレット”でした。この記事では、統率者フォーマットで初めて遊ぶ方や、すでに遊んでいる方 […]
2025年8月1日(金)発売『 久遠の終端(くおんのしゅうたん) 』舞台は宇宙! 銀河に飛び出したのはあの”テゼレット”でした。この記事では、統率者フォーマットで初めて遊ぶ方や、すでに遊んでいる方向けに「新たに登場する伝説のクリーチャー・伝説の宇宙船」だけをピックアップし、統率者の解説・ソレと相性の良いカードを添えてご紹介していくものです。
現在のマジック・ザ・ギャザリングのストーリーは、多元宇宙の「様々な次元」を舞台に物語が繰り広げられてきました。ですがその「宇宙空間」自体がメインとなるのは今回が初めて。今作では多元宇宙の最も外に位置する”ソセラ星系”が崩壊の危機に瀕している様子。はるか彼方の星々、そこで起こっている戦いが描かれています。
「久遠の終端」で収録された新規の「伝説のクリーチャー」「伝説の宇宙船」は23枚。それらを1枚1枚見ていきましょう。
単色
光に導かれし者、ハリーヤ
自身か、クリーチャーか、アーティファクトが自分のコントロール下で出るたびに1点回復、エンド時に3点以上のライフを得ていたら1ドローさせてくれる人。ワープは手札から唱える必要があるため、統率者にする場合は統率領域から唱えることがほとんどなため腐ってしまう点には注意。
《希望の力線》があると、出るごとに+1点回復になるので1ドロー条件が達成しやすい上、全体+2/+2修正もついて、横並びデッキにとっても噛み合います。
デッキの方向性は、人間か兵士のクリーチャータイプを軸にし、ライフ回復シナジーでまとめると良さそうです。
セリーマ号
配備のカウンターをなるべく早く貯めたい!とすると、パワーがグングン上がる可能性を秘めている伝説のクリーチャーが望ましいです。《輝かしい聖戦士、エーデリン》とかサーチ候補として◎。
配備達成効果でタップ状態の伝説クリーチャーが破壊不能を持つため、戦闘にも参加したいエーデリンは、とても相性が良いです。他にも攻撃誘発の能力を持つ《溌剌の牧羊犬、フィリア》は、統率者を明滅して、サーチ能力を再利用するなどできます。※ただし配備能力の破壊不能は消えてしまう点に注意
伝説のクリーチャーをセマーリ号にたくさん乗船させて、宇宙の旅をお楽しみください。
右腕、ムメノン
ウルザが色々と調整された結果のような雰囲気を出しているが、全然まだ強い。《師範の占い独楽》と、アーティファクトコスト①軽減での3枚コンボで、無限ドロー完成。あとは唱えるたびに「何か」系統のものを横に置いておけば勝利です。《霊気貯蔵器》で大量回復して50点砲を対戦相手に向けて打ちこんでいくのが鉄板ルートになりそうです。
あとは手札以外で唱えるためといえば《湖に潜む者、エムリー》などの墓地から唱えるものに利用可能です。手札以外からの呪文にしか使えないとか甘いですね。むちゃくちゃ抜け穴があります。これだから青は万能色。
石に選ばれし者、アルファラエル
条件はあるものの、攻撃するだけで防御プレイヤーのライフを半分失わせることができちゃいます。がしかし、本人が何の回避能力も持ち合わせていないため、そのまま使うと普通にブロックされて死亡する未来が待っています。
《囁き絹の外套》などのクリーチャーにブロックされない装備品で攻撃を通し、エンド時にそのターンに失ったライフ分またライフを失わせる《傷の反射》で即死コンボもどうぞ。
人骨調和奏者、ズー・イフィット
タップだけで墓地からクリーチャーを場に戻すことができますが、デメリットとして能力がまったくないバニラになってしまいます。が、そんなもの回避する方法はいくらでもありまして、まずは《妖術師の衣装部屋》や《家庭と故郷の剣》《金色の大帆船》などの明滅効果で戦場に出し直しましょう。
次は死に戻りです。《魂の大鍋》で頑強付与、《憑依された者》で不死付与、《まだ死んでいない》系のカード効果、これらを使って一度死亡させたものを戦場に出し直しさせ本来の力を取り戻してあげます。
あとは墓地にクリーチャーを落とす方法(切削・ハンデス・直接など)、《シブシグの儀式》なんかで手札から出したやつを即死させるのも良さそうです。あとは優秀なクリーチャーを詰め込めば完成。早く組んでみたい1枚。
不動の副司令官、タヌーク
《騙し討ち》のような効果を持った統率者ですが、あちらと違いクリーチャーだけでなく、アーティファクトも出せるのが強みです。
ワープは終了ステップの開始時に追放されるものなので、それまでに明滅させておけば追放を免れることができます。むしろあえて追放させておいて、追放領域から唱えることでシナジーのある《情熱的な考古学者》などのカードと組み合わせるのもアリです。
また速攻を持つのはワープで唱えたものだけに限らず、自身以外は全て速攻を持つため、起動型能力持ちのクリーチャーとも相性が良いです。
有効色
夢追いの侍祭、アルファラエル
アーティファクトと書いてあるので、少しファクトに引っ張られそうですが、こいつは2枚も墓地にカードを落とせる点が優秀と見た。黒の戦略といえば墓地からコスト無視でクリーチャーを釣り上げる「リアニメイト」、青は墓地の非クリーチャー呪文を再利用するなど、どちらの色も墓地を活用しやすいです。
統率領域に置いておけるルーター呪文と考えて運用してみたいですね。
記念軍の少尉、タヌーク
つまり土地が40回場に出れば勝利!2回上陸が見込めるフェッチランドや、ライブラリーから直接土地を場に出せるカードなどを駆使して、勝利を目指していきましょう。
ド派手にいきたいなら《風景の変容》や、墓地に土地を溜め込んで《地表形成師》なんかがオススメ。
墓地から土地をプレイするなら《古の緑守り》。こいつは土地が出たことによる誘発を追加誘発してくれるので、統率者のダメージをさらに加速させてくれちゃいます。全体的に使えるマナが伸びると思うので、コスト重めのカードもデッキに難なく入りそうです。
混合成体、ダイアドライン
唱えるためにマナを支払った分+1/+1カウンターが置かれて場に出るため、X=0でも2個。統率者税として支払ったマナの分もしっかりカウンターが置かれて出るため、割とムダが無く嬉しいです。
デッキ構築を考える際にこのカードに浮かび上がるキーワードは、「+1/+1カウンター」「増殖」「トークン」で、これら全部とシナジーのあるカードは《倍増の季節》。まじでベストマッチ。
統率者の効果をフルに活用するならば、おそらく統率者だけを強化するよりも、ある程度横にもクリーチャーを展開し、+1/+1カウンターを乗っけていくのが良いかもしれません。ここ最近人気の《苔生まれのハイドラ》などのカウンター生物を主軸に、《聖戦士の進軍》などでカウンターを横にバラまき強化していくなどどうでしょうか。
まずは固有色「緑」「白」の+1/+1カウンター生物をチェックしてデッキに入るカードを探してみてください。
頭角表す士官候補生、ハリーヤ
出たときと攻撃で自身に+1/+1カウンターを乗せていくとしたら5マナで5/5、ダメージが通れば1ドロー。性能は悪くない。あとはこのカウンターを利用していかにシナジーを組み上げるかが大事。
まず、なるべくブロックされたくないので+1/+1カウンターが置かれているクリーチャーが飛行を持つ《アブザンの鷹匠》で空を飛びます。次にクリーチャーを軸にして戦っていきたいので《アラシンの守護者、ハムザ》を使ってクリーチャー呪文のコストを軽減。カウンターが1度置かれてしまえばこっちのもの、《進化の賢者》で各+1/+1カウンターを増殖させて強化していきましょう。全体除去に弱いので《鼓舞する呼び声》などでクリーチャーに破壊不能をを付けて守ってあげれば最高です。
対抗色
輝きたる者、ヴォンダム卿
全体接死がこの統率者の利用ポイントで、これを活かすならやはり「全体先制攻撃」や「全体二段攻撃」を合わせるのが良さそうです。
どういうことかと言うと、先制攻撃で先に接死ダメージを1点以上与えることで、相手のクリーチャーを先に破壊することができるからです。つまり一方的な破壊。
自軍に先制攻撃を与える《勇気の元型》や、騎士に二段攻撃を与える《キンズベイルの騎兵》が採用できそうです。あとは騎士タイプのシナジーでデッキをまとめつつ、黒の優秀な除去など入れて攻め込むデッキだと面白そうです。
サンスターの模範、ヴォンダム卿
死亡か追放領域で統率者自身が強くなる統率者ダメージ21点が狙いやすそうな伝説のクリーチャー。強く育ってしまい相手から除去られても最後のあがきでパーマネントも破壊してくれる抜け目のない男。
固有色”黒”では死亡を繰り返すコンボがありますし、固有色”白”では明滅をして追放領域にクリーチャーを置く方法が数多く存在します。これらを使ってヴォンダム卿のボディをめきめきと育てていきましょう。もちろん久遠の終端で登場するワープを使っても良さそうですね。
この死亡か追放領域で+1/+1カウンターが置かれる効果にはついでに1点ライフを得る効果もついてます。《太陽冠のヘリオッド》が居れば、ライフを得るたびに+1/+1カウンターを置けるため、成長速度が実質2倍に。
デッキを構築する場合は、死亡か追放領域か、半々にするのではなく、どちらかを軸にして組んでみましょう。
ウスロスを追われし者、ムメノン
このカードを統率者にした場合のデッキ構築・目標はシンプルです。とにかくアーティファクトをたくさん出して、統率者をデカくし、統率者ダメージ21点で相手を沈めていきましょう。
これの良い部分はアーティファクトなら何でも良いところ。宝物トークンでもマナアーティファクトでもOK。宝物路線でいくなら《アカデミーの整備士》や《歩行格納庫の自動機械》でトークンをさらに生成すると良いでしょう。(※これらは置換効果と呼ばれるものです。置換は影響を受けるプレイヤーが好きな順番で解決できます。この場合は、宝物1つ→整備士で3つ→自動機械で3つそれぞれに飛行機械トークン生成で、最終的にトークン6つ。が出来あがります)
手際の良い宇宙調理士、ラゴスト
調理士とは名乗っていますが、能力を見ると作ったアチアチの料理を相手にブン投げるヤベーやつです。
積極的にアーティファクトを投げていきたいところですが、せっかくなら墓地に置かれることで効果を誘発するアーティファクトが望ましいですよね。《胆液の水源》や《イシュ・サーの背骨》などオススメです。
《再構築者、オスギル》を使って、墓地に落ちたアーティファクトを再び生成。引き続きラゴストは生贄担当です。さらに《影槍》をラゴストに装備して絆魂を持たせてあげれば、対戦相手に与えたダメージ分ライフを回復。つまり各エンド時にアンタップできるので、マナと食べ物の供給が続くかぎり相手ターン含めて食べ物を投げ続けられます。
ワイルドキャット隊長、サミ
なんと全ての呪文が親和(アーティファクト)を持つという夢広がる能力!マナアーティファクトから統率者を素早く唱え、次にマナコスト重めな呪文にこぎつけたい。エルドラージでも良いし、でかいアーティファクトなんかでも良い。
統率者本人が二段攻撃と警戒を持っているので、装備費品などをくっつけて、こいつを殴らせるというプランもありですね。
宇宙船技師、サミ
タップ状態が2体居るとさらにタップ状態が増える!配備や搭乗、乗騎のコストに充てるとオマケで1体付いてくるというわけです。
しかしタップ状態のため、ブロッカーとして立たせるには次のターンになるし、このトークンは何かコストに利用してあげるべきか。おや?調理担当のラゴストがこっちを見ているようだ。
3色~
起源の番人、ザーレル ※統率者デッキ収録
パーマネントの生贄誘発でこれ以外のクリーチャーを強化していく「惑星を形作る者」のメイン統率者。
墓地から土地をプレイできるため《新緑の地下墓地》や《土建組一家の監督所》(※後者はデッキに入ってます)などの生贄に捧げる土地カードとも相性が良いです。追加で土地をプレイできる《迷える探求者、梓》なども入れたいところ。
またこいつ自身を装備品やオーラ、+1/+1カウンターなどで強化することにより、結果的に横に並ぶクリーチャーの強化量もアップしていきます。んで、+1/+1カウンターなら、土地を置くことで誘発する上陸持ち《咆哮する大地》や《カザンドゥへの撤退》がオススメ。
各似たようなカードを入れていくことで、大分デッキが引き締まっていくんじゃないでしょうか。デッキの方向性が分かりやすいので、初心者さんもデッキ強化がしやすい統率者かなと思います!
世界播種、ハースハル ※統率者デッキ収録
こちらは「惑星を形作る者」の副統率者。配備2+の能力は、メイン統率者のザーレルとも相性ばっちりな能力です。配備にはダスクモーンで登場した「生存」持ちのカードを合わせてみてはどうでしょうか?
生存は、第二メインフェイズの開始時にタップ状態だと誘発する能力。機体の搭乗にも良いですね。《救助のけだもの、コーナ》ならパーマネントカードをタダで戦場に出せちゃいます。
ハースハルの配備8+は、土地生贄で各対戦相手に2点ライフを失わせる効果。とにかく土地加速をして大量に土地を盤面に揃えたら、《ズアーの宝珠》で全ての土地を生贄に捧げて一気にライフを削り取りましょう。
遠地点の頭脳、キロ
もう一つの統率者デッキ「カウンターインテリジェンス」のメイン統率者。タップ状態になると増殖するという効果を持っており、これはあらゆるカウンターを増やすというもの。自分のカウンターだけでなく、相手のマイナスカウンターとか麻痺カウンターも増やすことができます。
こいつをタップ状態にする方法は大体「①攻撃する」「②タップが必要な能力のコストにする」の2つ。2つ目は今回登場する「配備」として使うことが当てはまります。増殖で配備のカウンターを増やすことができるため配備系のカードとは相性がとても良いです。
統率者デッキに入っていないカードでオススメは《現実からの遊離》と《ファイレクシア病の前触れ》。遊離の方は、青1マナでアンタップができるので、マナの続く限り配備コストとしてタップして、増殖しつづけることが可能です。
前触れは、毒カウンターを相手にプレゼント。1個でも相手が得れば、あとは増殖していけちゃいます。毒は10個得ると敗北です。
旗艦、インスピリット
「カウンターインテリジェンス」の副統率者。蓄積カウンター2個置けるのがアツい。例えばデッキに収録されている《永遠溢れの杯》が仮に前のターンX=1で置けているとする。そこに蓄積カウンターが2個置けると3マナ出せるようになるため、土地を順当に置けていれば4+3=7マナへジャンプ。そもそも増殖と違い、カウンターが置かれていなくても良いので、X=0で出す意味も出てきます。
蓄積カウンターはマナ系のアーティファクトだけでなく、色々なものに利用されています。デッキ内だけでなく、他にもないか調べてみましょう!ちなみに私が使ってみたい蓄積系カードは《失われた十手》と《凶運の首輪》です。
無限導線基地
5色使える統率者は、デッキ構築が自由すぎるため、方向性に迷ってしまうことがあります。ただこの統率者は「多色」を参照する効果であるため、とにかく多色シナジーのカードをぶちこんでいきましょう。
《フェールス・ロキーリク将軍》で4/4ゴーレム生成。《ファラジの旅人》で多色呪文に召集付与。《フェイ庄の古老》は統率者がいれば5マナ出せる。《統一王、アラゴルン》色々と誘発しすぎて大変。この辺りのカードを参考に似たような効果を持つカードを仕込んでいけばデッキが完成するはず。
あとは5色のマナが出せるように《彩色の灯籠》《永久の水蓮》や《イリーシア木立のドライアド》、でマナサポートもしっかり。
無色
久遠のエレベーター
統率領域に置けるマナアーティファクト。このカードを統率者にするとしたら、そもそも固有色が無いので、色付きのものは一切デッキに入れることが出来ない点に注意。(※カード内テキストのシンボルでもアウト。ただし注釈文内のシンボルはOK)
無色でデッキを組み上げる関係上、大体がアーティファクトかエルドラージの2択。いずれにせよ、まずはこの統率者を有効利用できるカードを入れるべきなので《通電式キー》や《多用途の鍵》などのアーティファクトをアンタップする効果のカードはいくつか入れておき、大量の無色マナから次のアクションに繋げる展開にしてみたいですね。
サンスターの弩級艦、ドーンサイアー
配備していった結果得られる能力は、その名の通り”弩級”! 配備10+は、この統率者でなくとも何かしらが攻撃すれば100点ダメージのビーム砲を発射。配備20+は飛行20/20で本体が動き出します。
《ぬいぐるみ人形》に100点ビーム砲を打つと、戦場に出るに際し選んだプレイヤーが100点ダメージを喰らって敗北します。明滅や出し直しでプレイヤー変更などしてみましょう。
また本体20/20とのことで、あとパワー+1以上すれば統率者ダメージ21点で相手をワンパン。こいつで攻撃して100点ビームを放ちながらパワー21以上にした統率者でダメージを与え2人落とすことができたら、けっこう勝利が近いはず。配備要員には《狼の試作機》がオススメ。
まとめ
この記事では『 久遠の終端(くおんのしゅうたん) 』で収録される伝説のクリーチャー・伝説の宇宙船といった統率者にできるカードをご紹介しました。
「マジックと宇宙だぁ?」と最初はあまり興味が沸かなかったのですが、いざ見てみるとかなり良い感じですね。チョロいです私。
今回ご紹介した中で、まず組んでみたいなと思ったのは《人骨調和奏者、ズー・イフィット》。色々と試し甲斐のありそうな統率者なんですよね。
みなさんは何か興味の引くものはありましたか?この記事があなたの統率者ライフに参考になれば嬉しいです。
ワープも使ってみたいし、宇宙船も良さそう。新セット発売はいつもわくわくしますね!記事を読んでいただきありがとうございました。
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