今回のカジュアル統率者 スピリット部族は、イニストラード・ブロックや『カルドハイム』統率者デッキ-幻影の前兆-ではアゾリウス(白青)カラーに割り当てられているが、そもそも旧神河・ブロックなど単色スピリット部族カードも多く […]
今回のカジュアル統率者
『指輪物語:中つ国の伝承』の統率者候補カードレビューはこちら!
スピリット部族は、イニストラード・ブロックや『カルドハイム』統率者デッキ-幻影の前兆-ではアゾリウス(白青)カラーに割り当てられているが、そもそも旧神河・ブロックなど単色スピリット部族カードも多く、デッキ構築には困らない。
むしろ入れたいカードが多すぎ。
今回は汎用カードを抜いてでも、スピリット部族デッキにしてみた
デッキ内容
- カード名後ろに★があるのは、非クリーチャーのスピリット部族カード
- カード名後ろに◆があるのは、本デッキのキーカード
本デッキの勝ち筋
マナ加速する
《誓言破りし者の王》はピン除去耐性こそあれ、先出しする必要性が低い。
それよりは、マナ・アーティファクトや《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ》+《陰謀団の貴重品室》を揃えたい。
《酷叛明神》など激重明神も採用しているので、トリプルシンボル8マナが唱えられるまではマナ基盤を揃えたい
《誓言破りし者の王》ほかスピリットを展開
本デッキはスピリットしか採用していないので、すべて《誓言破りし者の王》によりピン除去耐性を得られる。
さらに、オルゾフ(白黒)カラーのスピリット部族の場合、
- 《冥府の麒麟》《夜陰明神》など手札破壊
- 《悔恨する僧侶》《灰色の軍勢の増援》など墓地対策
- 《アーボーグの憑依者、モイラ》《霊体の先達》などリアニメイト
が得意。
手札と墓地を攻めつつ、自軍はリアニメイトで維持していこう!
物量差で勝利!
《誓言破りし者の王》は飛行こそあれパワー3と非力であり、統率者ダメージ21点は厳しい。
また、スピリット・クリーチャー・トークンもパワー1と非力なので、40点ライフも遠い。
対戦相手のリソースを削り、物量差で心を折る方が早いだろう
本デッキのキーカード
『機械兵団の進軍』統率者デッキ収録の神話レア・伝説クリーチャー。
スピリットなので《誓言破りし者の王》の恩恵を受け、歴史的呪文を唱えるたびに非土地・パーマネントを疑似蘇生できる。
《モイラとテシャール》単体では先細りする効果だが、本デッキではクリーチャーに限り、《情け無用のケイヤ》+1能力により追放後に手札に戻すことで、リソースを失わずに済む。
『指輪物語:中つ国の伝承』収録の神話レア・装備品。
《飢えたるもの、卑堕硫》で手札破壊したり、《頭蓋骨絞め》で〆て追加ドローしたり、スピリット・クリーチャー・トークンは何体いても困らない。
トークンであっても、《誓言破りし者の王》の恩恵を得られるよ。
フェイズ・アウトならトークンも消えないのが嬉しいね
『カルドハイム』収録のレア・アーティファクト。
全色で使える部族版《出産の殻》であり、リアニメイトが得意なスピリット部族であれば、ボードアドを失わずにより強力なスピリットを展開しやすい。
『オンスロート』初出のレア・アーティファクト。
《流転の護符》の亜種だが、部族デッキ専用かつマナ不要・インスタントタイミングで手札から展開できるのがポイント。
本デッキならスピリット・クリーチャー・トークンを2体タップでも良いので、起動には苦労しない。
唱えるわけではないので、各種明神と相性悪い点に注意!
対戦相手の攻撃に対応して、PIG誘発を持つ《夜明けの空、猗旺》などを出すのが良いだろう
『ラヴニカ:ギルドの都』初出のアンコモン・インスタント。
《誓言破りし者の王》を出しているときに、わざわざピン除去を使ってくる対戦相手は早々いない。
むしろ対戦相手の全体除去に対応して対象を取るインスタントを使いたいが、バイバックでは立ち消えてしまい墓地に落ちてしまうので、本デッキでは《暗黒破》だけ採用している。
発掘で墓地肥やしもできるよ
さいごに
《誓言破りし者の王》の効果でフェイズ・アウトすることはほとんどないので、各種フェイズ・アウト呪文を併用する。
対戦相手の全体除去をかわし、ボードアドを維持することで物量差をつけよう!