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2024年1月28日現在
今回の1枚
今日はスタンダードの話をします。ファイレクシア:完全なる統一のレアクリーチャーですが、改めて強さを実感しましょう。という記事です。デッキを組みたくなる1枚ですよね。
敬慕される腐敗僧 Venerated Rotpriest です。
「かつてここは平和な泉でしたが、一口だろうと飲むことはお勧めできませんね。」
――メリーラ
1マナ、1/2、毒性1。毒性1というのはプレイヤーに戦闘ダメージを与えると、追加で1つ毒カウンターを与えるというもので、毒カウンターを10個もらったプレイヤーはゲームに敗北します。毒カウンターによる勝利を目指すならライフを詰める必要は無いので、この毒性というキーワード能力は若干のちぐはぐさを感じるかもしれません。良く言うと2軸で攻められるということになるのですが、過去にあった感染よりも毒への特化感を抑えて、有毒よりも処理を簡潔にした良い調整だと思います。
そして、このカードの真骨頂は後半の能力でしょう。自軍のクリーチャーが呪文の対象になるたび対戦相手1人に毒カウンターを1つ与えます。この能力がとにかく面白い。極端な話、敬慕される腐敗僧が場にいる状態で自分のクリーチャーを対象に取りつつドローできるようなカードを10枚連打すれば勝ちです。しかも、この能力は「唱えたとき」と書かれていないので、コピーされた呪文で対象に取っても誘発します。なので、ストームなどとも相性が良く、下環境でもやれる1枚です。
価格情報
今年に入ってから良い感じに伸びてきています。能力が下環境でもやれるものだったため、初動は2,000円を超えていました。そこから300円ぐらいまで下がってしまったのですが、このたび復活の兆しを見せていますね。
ちなみに、拡張アート版が存在します。
高騰理由
現在、スタンダードの環境を見渡し、有力なTier1と呼べるデッキをピックアップすると赤単、エスパーカラーのグッドスタッフ、赤黒ミッドレンジ、そしてバント毒性がここに食い込んできている状況です。バント毒性はその名の通り白青緑のカラーで、毒性による毒カウンターでの勝利を目指す構築になっています。
クリーチャーを対象とする呪文を多めに採用することで敬慕される腐敗僧の能力もしっかり活かせる構成です。特に先日の記事でも取り上げた渦巻く霧の行進との相性は抜群で、最後の一押しに手札の青いカードを切って対象に取りまくるなんてことも可能。(以前の記事はこちら)
同じ行進シリーズで芽吹く生命の行進を使い、対象に取りながら次の敬慕される腐敗僧を連れてくるコンボ色の強い型も存在します。
このバント毒性の活躍で高騰してきたというシンプルな理由です。
今後の予想
スタンダードでの活躍は続くことでしょう。まだローテーションまでに1年以上ありますし、トリガーが対象に取るだけなので相性の良いカードは今後も出てくると思います。1,000円を超えるイメージはありませんが、近いところまで行く予想です。
当店にも在庫がありますので、よろしければご利用ください。
ファイレクシア:完全なる統一 シングルカード販売ページ⇒こちら
まとめ
本日は敬慕される腐敗僧でした。
コメントでご意見などいただけますとうれしいです。
なんせアカデミーを名乗ってますもので、知識はぶつけ合って高めていくものだと思っております。
それでは、マジックで稼いで、好きなカードを沢山買いましょう!
もっと、盛り上がれ!マジック・ザ・ギャザリング!
MTGアカデミーのジンでした。
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