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2023年8月4日現在
はじめに
今日は「カジュアル」にお届けします。長文記事ですが、お楽しみくださいませ。
以前、こんなツイートをしました。
統率者戦は自由だ。 #mtg #カードショップmerCato pic.twitter.com/kIcAcKJSE1
— ジン@MTG価格情報ブログ「MTGアカデミー」 (@Jinn_MTGacademy) June 22, 2023
統率者戦は自由だ。 #mtg #カードショップmerCato pic.twitter.com/adRM1PkyTZ
— ジン@MTG価格情報ブログ「MTGアカデミー」 (@Jinn_MTGacademy) June 22, 2023
(羽根っぽい並べ方デザイン:うちの嫁)
これは「統率者戦はガチであるべきか?カジュアルであるべきか?」という論争が起こっていたので、別の目線から「私が思う統率者戦のあるべき姿」として、その場のノリで投稿したものです。以前、アッシュベイルの英雄、グウィン卿は記事にしました。(以前の記事はこちら。)
今日は巨大なるカーリアの方もリクエストありましたので記事にしようと思います。前置きは以前のものと同じなので、デッキレシピだけ知りたい方は後半まで飛ばして頂ければ幸いです。
以前の記事と同じ前置き
先に強制力のない結論を。私にとって統率者戦とは「カジュアル」で「自由度の高い構築を楽しむもの」だと思っています。
もちろん、ガチで組んだ競技性の高い統率者戦も楽しいし、高額カードを詰め込んだパワーカード満載デッキを使うことも醍醐味の一つです。が、私個人の考えとしては競技性を求めなくても、パワーカードを詰め込まなくても、そこそこ勝てるし楽しいのが統率者戦。なので、カジュアルに遊ぶのが良いかなと思っています。なんといっても対戦相手が3人いますので、極端にガチのプレイヤー(1人だけキルターンが半分みたいな)がいなければゲームになりますし、少しデッキパワーが高いプレイヤーは逆に袋叩きにあって劣勢になることが多いはず。協力や裏切り、時には政治力を使って、自分のとっておきカードや相手のとっておきカードにときめきながら、対話を楽しむゲームが私にとっての統率者戦です。
極端な話、友達の家でこたつを囲んで、ドラゴンをたたきつけて、わけの分からない全体除去を撃って、意味不明なコンボを披露して、マナファクトしか引かないプレイヤーをみんなで介護して、「うわーーー頼む。コーヒー1本おごるから見逃してくれぇぇ」みたいな会話が飛び交う。私はこれが楽しい。こんなマジックができるのって統率者戦だけ・・・ではないかもしれませんが、一番統率者がこの楽しさを作りやすいと思うのです。これはあくまでも私の理想なので、異論は全面的に認めます。
そして、今日伝えたいのは「自由度の高い構築を楽しむもの」について。統率者戦は一部の禁止カードを除いて、ヴィンテージ級のカードまで自由自在に採用出来るのが魅力の1つです。それにヴィンテージなどのタイマン戦構築とは違い、同じカードは1枚までの100枚構築。ということは(適当に土地が30枚前後だとして)70種類ぐらい呪文を採用できます。特定のコンセプトに従って、70種類のカードを選ぶ。こんな楽しいことありますか?なんでもいいから70種類好きなカードあげてみてください。色が合えば、それ全部採用できます。もっと楽しまないと。「統率者戦はこのカード入れるのが板だから・・・」そんなの要らない要らない。好きなカード入れましょ。自分しか知らないコンボ入れましょ。
統率者戦は自由だ。
もちろん、好きなカードを輝かせるためにデッキの潤滑油的なカードを数枚採用するのは大事。太陽の指輪とか、各種印鑑とか・・・。なのですが、私はその前提すらも捨ててデッキを作るようにしています。(今回の構築ではスピードが必要なので入れていますが、「絶対入れなきゃ」というカードは1枚もありません。)とある引退された天才プロレスラーが自分の試合のことを「作品」と呼んでいましたが、偉そうに言うと同じ感覚です。強さよりも芸術点に重きを置いて、「デッキが完成した時の達成感」も重視しています。そうすると対戦する前から楽しいわけです。最高じゃない??
ということで、巨大なるカーリアデッキのデッキレシピを公開します。個人的には「カステルサンタンジェロ」って呼んでるお気に入りのデッキです!
デッキレシピ
では、簡単にコンセプトから。すでに写真から想像された方も多いかと思いますが、このデッキは天使単になっています。本来、巨大なるカーリアは攻撃時に天使、デーモン、ドラゴンのいずれか1体を手札から踏み倒す効果を持っているので、強力な天使、デーモン、ドラゴンを目白押しにしたリストが多いのですが、あえて天使に絞るというのがコンセプトです。理由は後ほど・・・。
では、リストをどうぞ。
<統率者>
巨大なるカーリア
<天使>43枚
希望の源、ジアーダ(唯一の小型天使枠。カーリアが機能しなくなった時の展開補助)
決断の天使(墓地対策)
折れた刃、ギセラ(ブリセラへの合体用。生き埋めで墓地に送る)
静寂の守り手、リンヴァーラ(クリーチャーコンボ対策。盤面しだいでカーリアより優先)
徴税の大天使(攻撃制限)
歓喜の天使(フェッチ、サクり台など止められるカードが多い)
ドラーナとリンヴァーラ(相手の起動型能力パクれる)
悪斬の天使(デーモンとドラゴンを採用しないコンセプトにも合った1枚。笑)
大天使アヴァシン(カーリアが意外にも人間なので割と裏返ります)
テューンの大天使(戦線強化)
加護をもたらす戦乙女(絆魂付与が強力)
恩寵の天使(私は死なない。その1)
霊体の先達(リアニメイト用。エコーを支払うことはほぼない)
賞罰の天使(貴重な万能除去枠)
無慈悲なる天使、アンヤ(1対1になってからも強い)
戦いの熾天使、バサンドラ(強制アタック付与が意外と強い)
薄暮の埋葬布、リーサ(ミニ天使版ルーリク・サー)
光輝のソーラー(1マナで占術1と1点ライフゲインが選べる)
清純な天使(ブロッカーにすることが多い)
神盾の天使(カーリアを守れる)
保護者、リンヴァーラ(3/3天使トークンという珍しさ)
息繋ぎの熾天使(カーリアに保険をかけられる)
黄昏の番人(全体除去に強くなる)
真価の宗匠(全リアニメイトor全体除去)
戦導者オレリア(戦闘が倍)
鋼の熾天使(序盤にやることが無くなった時でも仕事できる)
毅然たる大天使(だいたい20点ぐらい回復できる)
極上の大天使(私は死なない。その2)
消えゆく光、ブルーナ(ブリセラへの合体用。合体できそうなら7マナまで温存)
天使の調停者(強力な攻撃制限)
遺跡の天使(置物除去or土地事故回避)
イクシドールの理想、アクローマ(キーワード能力をばらまける)
天空の刃、セファラ(カーリアを守れる)
静穏の天使(3体までクリーチャー除去&墓地から回収)
別館の大長(相手のロケットスタートを妨害)
黄金夜の刃、ギセラ(こっちからのダメージ倍、相手からのダメージ半分)
絶望の天使(貴重な万能除去枠)
魂を数える者、タリエル(出た次のターンからクリーチャー奪いまくる)
白金の天使(私は死なない。その3)
怒りの天使アクローマ(能力モリモリ)
希望の天使アヴァシン(ほとんどの局面で最優先)
憤怒の天使アクローマ(変異で出すことはほぼない)
黎明をもたらす者レイヤ(毎ターンリアニメイトは爽快)
<マナアーティファクト>9枚
タリスマン3種
太陽の指輪
水蓮の花びら
印鑑3種+秘儀の印鑑
<ソーサリー、インスタント、エンチャント、アーティファクト>14枚
天使への願い(ロマン砲)
信仰無き物あさり(2回手札調整が出来る)
夜の囁き(オーソドックスドロー)
苦い心理(オーソドックスドロー)
栄光の探索(大半の天使サーチor土地事故回避)
生き埋め(折れた刃、ギセラ、恩寵の天使、賞罰の天使の3枚が第一候補)
納墓(生き埋めと同様)
動く死体(おかわり用)
再活性(おかわり用)
暗黒の儀式(言わずと知れたマナ加速)
促進(5マナまで伸ばしてカーリア即パンチ)
最大速度(2回速攻付与はエライ)
速足のブーツ(速攻付与&除去耐性)
稲津のすね当て(速攻付与&除去耐性)
<土地>33枚
※割愛します。画像をご覧ください。
以上、100枚です。(誤字脱字あったら教えてください・・・。)
今、気づいたんですけど何故か黎明をもたらす者ライラが入ってないですね。間違えて抜いちゃったかも。
デッキの動き
基本的な勝ち筋は天使で制圧する。以上です。
強い天使が盤面に並んでいく様は爽快で、美しくも豪快な天使軍で押し切ることを目指します。1ターン目からの流れとしては・・・。
2ターン目:マナファクトを展開or補助スペルを使っていく
3ターン目:マナファクトからカーリアor2ターン目と同じ動き
4ターン目:カーリアで殴りに行くorカーリア着地から即速攻付与で殴りに行く
5ターン目:カーリアや戦線を守りながら天使を追加していく
こんな感じ。マナ加速⇒カーリア⇒天使踏み倒しとシンプルな思考回路です。
非常に簡単なデッキなのですが、細かいテクニックと注意点がいくつかあるので箇条書きで残しておこうと思います。
・手札or場に速攻付与できるカードがあるなら、即速攻付与できるマナになってからカーリアを出す
・太陽の指輪+印鑑でロケットスタートすると全力ヘイトを買うので注意(相手はカード引きまくるデーモンが出てくると思っている)
・土地は白マナ優先。突然白トリプルシンボルが必要になったりするので
・クリーチャータイプを指定する土地は状況に応じて「人間」を指定
・天使が複数枚手札にある場合、カーリアを守れる天使を最優先
・攻撃が妨害されてできなくなった時、巨大なるカーリアは出さない。普通に天使を並べていく
・対戦相手全員にカーリアを止められるクリーチャーがいる場合、ブロックしないでくれたら
・注意点としてカーリアでクリーチャーを踏み倒すのは戦闘開始時や攻撃宣言時の後なので、攻撃時や戦闘開始時の効果は使えないので注意
・踏み倒した天使はカーリアが攻撃した対戦相手と同じ対戦相手を攻撃しないといけないので注意
・ダブルマスターズ版は誤植があり、「その対戦相手を」攻撃している状態でという表記が抜けているので注意
長々と書きましたが、シンプルに巨大なるカーリアを出して、手札にある一番強い天使を出す。これを地道にやっていけば戦場を天使軍団が駆け抜けてくることでしょう。
このデッキが産まれた背景
実はこのデッキを作ろうと思ったのには理由があります。
5年ほど前になるのですが、イタリアへ新婚旅行に行きました。私はイタリアサッカーが大好きで、夫婦そろってイタリア料理や歴史が好きということもあり、イタリアに決めたのを覚えています。残念ながら私の好きなサッカークラブ(ユヴェントスです)の都市には日程的に寄れなかったため、一番楽しみにしていたのはヴェネツィアで、その期待は裏切られることなく最高の時間を過ごしました。
が、日程の終盤ローマに立ち寄った時、想像を絶する光景に出会います。もう世界遺産のバーゲンセール。そんな中、アートも良いけど建築物を見たいよねという意見が嫁と一致して、ツアー一行がバチカンの美術館へ向かうところツアーを外れてサンタンジェロ城へ向かいました。もうそれはそれは衝撃的で・・・。
↓当時の写真です
この城の上空に大天使ミカエル(頂上にいる天使です)が現れて剣を鞘に収めると流行り病が収束したという言い伝えがある城で、天使像がいたるところにあるのですが、1つ1つの躍動感が凄くて。なんというか「美しい」のはもちろん「かっこいい」という感想だったんですよね。それでカードゲーマーらしく思ったんです。「あ、天使単デッキ作ろう」って。笑
そこでたくさんの天使を採用するとなったら、やはり統率者戦。そして、統率者戦で天使と言えば・・・自身は人間だけど巨大なるカーリアかなと。(実は天使って5色の伝説の天使がいないんですよね。今後、登場したら変わるかもしれません。)デーモンとドラゴンも出せるけど、そこは天使にこだわってあの時の衝撃をそのままデッキにしてみた結果、こうなったというわけです。
だからこのデッキの名前はサンタンジェロ城を意味する「Castel Sant’Angelo(カステルサンタンジェロ)」。プレイしながら新婚旅行の思い出に浸れるお気に入りのデッキです。
まとめ
本日は【MTG デッキ紹介】統率者戦 巨大なるカーリアでした。
コメントでご意見などいただけますとうれしいです。
なんせアカデミーを名乗ってますもので、知識はぶつけ合って高めていくものだと思っております。
それでは、マジックで稼いで、好きなカードを沢山買いましょう!
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MTGアカデミーのジンでした。
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