【MTG 高騰】探索する獣　あの日のようにモダンでも輝けるか？

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2023年8月6日現在

今回の1枚

久しぶりに指輪関連のお話を。今日は「指輪に対抗する勢力」側のカードです。スタンダードの頃からその実力が認められ、大暴れしていました。エルドレインの王権より、神話レアビーストと言えば？？

探索する獣 Questing Beast　です。

いくら神話レアだからといって、ここまで能力モリモリにしていいのか？と思いたくなる1枚。今のスタンダードにもこのぐらい強い緑のクリーチャーがいればなと少し思います。

メリット能力が6つもあるということで、文章で書くよりかは箇条書きの方がいい気がします。まとめると・・・。

警戒によって隙がなく、接死によって大型クリーチャーとも渡り合えて、速攻ですぐに殴りに行けて、小粒クリーチャーにブロックされず、戦闘ダメージは軽減されず、ダメージを通したらプレインズウォーカーもついでに対処できると・・・。いや、盛り過ぎでは？？

流石にここまで分かりやすく強力なデザインのカードはなかなか無いので、スタンダードでは大暴れしました。まあ、もっとヤバいカードはありましたが・・・。

価格情報

良い感じに値上がってきましたね。ここ半年は1,000円が壁になっていましたが、突破してくれました。最安も上がってきているのが好印象です。

再録としてはSecret Lairでしています。

高騰理由

6つの効果の内、注目したいのは5番目の「あなたがコントロールしているクリーチャーが与える戦闘ダメージは軽減できない。」です。これが今、環境を定義する1枚でもある一つの指輪を貫通します。

唱えられて戦場に出たとき、プロテクション(すべて)を得る最強の防御能力ですが、穴はあるわけです。プロテクション(すべて)を改めて整理すると・・・。

大事なのは4つ目。「すべてからのダメージを軽減する」これはダメージから無敵になるという訳ではなく、あくまでもダメージを軽減して0にしているだけです。なので、探索する獣の効果で軽減ができなくなる＝戦闘ダメージが普通に通ることになります。

これが一つの指輪対策としてパンチが効いてるのが、自身に速攻が付いていていきなりダメージが通せるところと、一つの指輪を使う側はガラ空きでターンを返しがちだということがあるでしょう。次のターンは無敵だからと一つの指輪に防御策の全てを任せると、探索する獣のカウンターパンチがより強力になります。

ちなみに使われているデッキとして、モダンの緑系デッキの筆頭と言えばやはりカスケードクラッシュです。

デッキの性質上、3マナ以下の呪文を入れられないのですが、ちょうど4マナなのでクリアしています。攻撃力は申し分なく、戦闘ダメージさえ通せれば勝てるデッキなので、ピッタリですね。

他には最近強化された死せる生も採用し始めているみたい。

今後も一つの指輪は猛威を振るうことになると思いますので、その対抗策として輝き続けるのではないでしょうか？（禁止にならない限り・・・）

今後の予想

かつては4,000円ぐらいしていたカードですが、スタンダードのエースとモダンの対策カード枠とでは差があります。

環境次第では2,000円ぐらいまで行ってしまう可能性もありそう。あくまでもこのままの環境だったらという注釈が付きますが。

まとめ

本日は探索する獣でした。

コメントでご意見などいただけますとうれしいです。

なんせアカデミーを名乗ってますもので、知識はぶつけ合って高めていくものだと思っております。

それでは、マジックで稼いで、好きなカードを沢山買いましょう！
もっと、盛り上がれ！マジック・ザ・ギャザリング！

MTGアカデミーのジンでした。
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