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2024年7月24日現在
高騰カード情報
久しぶりの高騰カード記事なので、枚数多め。今日は対策カードを4枚ほど出したいと思います。書くのに時間がかかってしまったので、下がってきているカードもあるけど・・・さっそく行ってみよう!
陽光浄化者/Suncleanser
地味ながら活躍しやすい2マナクリーチャー。戦場に出たときにクリーチャー1体か対戦相手1人のカウンターを全て取り除き、陽光浄化者が戦場にいる間そこにカウンターを置くことを禁ずる能力です。
分かりやすくカウンターを使ってくるデッキに対するメタカードで、一度だけではなく戦場にいる間妨害が出来ることもあってなかなか優秀。ただし、タフネスは4あるとはいえクリーチャーなので除去されやすい点には注意が必要です。
使える範囲的にもパイオニアかな?と、思いきや主戦場はモダン。モダンホライゾン3によって新登場し、勢力を拡大しているボロスエネルギーへの模範解答になるカードです。
分かりやすくエネルギーカウンターが使えなくなれば無力になるカードが多数採用されているので、機能不全に追い込むことができます。ミラーマッチを想定してボロスエネルギーもサイドに取っているほどになりました。
当店にも在庫がありますので、よろしければご利用ください。(けっこう安いと思う。お早めに)
基本セット2019(M19) シングルカード販売ページ⇒こちら
減衰のマトリックス/Damping Matrix
またメタカードを1つ。アーティファクトとクリーチャーの起動型能力を起動できなくする妨害置物です。マナ能力は問題なく起動できますが、アーティファクトやクリーチャーの起動型能力を主体に戦っていくデッキにとってかなり厄介なカードと言えますね。ただ、誘発型能力や常在型能力に影響はないので、ピンポイントで止めたい対象がいなければあえて使うこともないカードです。
では、このカードが使えるモダン以下の環境で起動型能力を連発する仮想敵と言えば・・・やはり環境トップを走っているバントナドゥでしょう。
クリーチャーを対象に取ることでアドバンテージを稼げるので、手甲や森を護る者などでマナをかけずに対象に取ってあげれば宇宙!みたいなデッキです。(ざっくり言い過ぎ??笑)
これらの起動型能力を止めることで、バントナドゥは動けなくなる!というシンプルな理由で対策カードとして注目されることになりました。無色でどんなデッキにも入れられて、環境トップのデッキを対策できるとなれば・・・納得の高騰理由ですね。3マナの置物が間に合うかどうかは・・・皆様の判断にお任せします笑
こちらも当店にも在庫がありますので、よろしければ。
ミラディン(MRD) シングルカード販売ページ⇒こちら
過酷な指導者/Harsh Mentor
またまた対策カード。このカードは赤くて速いデッキで使われているバントナドゥ対策カードです。対戦相手が土地やアーティファクトやクリーチャーの起動型能力を起動したら2点ダメージを飛ばします。
減衰のマトリックスとは異なり、起動型能力そのものを止めることは出来ませんが、バントナドゥはデッキを引き切るほど起動型能力を連発するデッキであり、連発しないと勝ちパターンにたどり着かないので、事実上これ1枚でコンボが完封できるわけです。ダメージ覚悟で能力を数回起動され、過酷な指導者に対する除去を引かれたとしても、スピードの速いデッキであれば残りのライフを削り切ることは容易でしょう。
モダンのボロスエネルギーや赤緑系ビートダウンを中心に採用されるケースが広がり、高騰することになりました。
当店にも在庫がありますので、よかったら。
アモンケット(AKH) シングルカード販売ページ⇒こちら
三なる宝球/Trinisphere
いままで記事にしたことなかったっけ?というね。一時は凄まじい価格になったのですが、落ち着いてきました。それでも上がっていることは間違いなさそうなので見ていきましょう。
これまた対策カードと言えば対策カードですが、これは少し事情が違います。ここまで紹介してきた3枚の対策カードは「強いやつが現れた⇒対策しよう!」の流れでしたが、これは「能動的に強いやつが現れた⇒よりこの対策カードが手軽に使えるようになった!」の流れです。
まず、能力の説明から。少しややこしくて、0~2マナのカードが全て3マナになります。追加で必要なマナは何色でもよく、例えば「黒1マナ(黒)」のカードは「黒3マナ(2)(黒)」になるということです。
細かいルールの注意点は以下をご覧ください。
・他にコスト増減があるカードがあればそれを踏まえた上で0~2マナだったら3マナになる
・マナコストを支払わずに唱える場合も3マナになる
・ファイレクシアマナをライフで支払ったことで支払うマナが0~2マナになったら3マナになる
いろいろややこしいポイントもありますが、ようは軽量呪文が全部3マナになる!ということです。軽量呪文の価値が高いレガシーやヴィンテージでより真価を発揮し、デッキによっては三なる宝球が置かれただけで何もできず、超スローダウンしてしまいます。実際、ヴィンテージでは制限カードに指定されていますね。
では、新しく軽量呪文を連打するデッキが登場したのか?と言われればそれはそれであっています。ラルストーム(このデッキ何て呼んでる?)みたいなデッキが出てきているので。
ただ、どちらかというとモダンホライゾン3でウギンの迷宮が登場し、より楽に出すことができるようになったのが追い風。
1ターン目から2マナ出せる土地の選択肢が広がったことで、2ターン目(0マナのマナファクトなどを使えば1ターン目)には安定して三なる宝球を置くことができます。これは今までもレガシーやヴィンテージで定番の動きだったのですが、モダンでもこの動きが可能になったところが評価ポイント。高騰理由としては十分ですね。
当店にも在庫あります!(日本語版だからお高いけど・・・)
ダブルマスターズ(2XM) シングルカード販売ページ⇒こちら
ではでは。本当はこの記事2週間前に出したかった・・・。あわただしくしております。最近話題の他のカードも含めて当店の
★話題のカード★ページ⇒こちら
を見ていただければトレンドが掴めるかも?遊びに来てね!
まとめ
本日は陽光浄化者・減衰のマトリックス・過酷な指導者・三なる宝球でした。
コメントでご意見などいただけますとうれしいです。
なんせアカデミーを名乗ってますもので、知識はぶつけ合って高めていくものだと思っております。
それでは、マジックで稼いで、好きなカードを沢山買いましょう!
もっと、盛り上がれ!マジック・ザ・ギャザリング!
MTGアカデミーのジンでした。
他の記事も見ていってくださいね。